夜霧よ今夜も
オーソン・ウェルズとか、アメリカの警官とか。仕事とかでストレスたまってるときにみるとおもしろい。
ウェルズのわがままな芸術性の「正しさ」に救われるような気がするのって、まずいよなぁ。でもやっぱり楽しいよ。
ひとをくって、なにがわるいの。人を小馬鹿にしてると言われる表現からたちのぼるイノセントときたら、他のものなんてまるで霞むじゃない。
だって本気で、自分を込めて、バカにしてるの。そしたらもう、人から何か言われるの、だいたいしょうもない。 あるなら称賛くらいでしょう。
自分じゃなくて、誰がそれを守るというの。わかったようなフリされるの、何かの足しになるっけかそれ。あとで傷つくだけだったりするなら、それは本当に欲しいものだろうか。
さいごはゴミ溜めみたいな川に浮かんでその姿を遠くに、「あいつはたいしたやつだった、でも人がなんて言うかに意味なんてあるの」って
ディートリッヒにみんなが言わせられるわけじゃないけど、しょうもなく闘い抜いててやっぱり、バカみたいに素晴らしいよね。