Starring: my name

ごらんになりましたか

エイリアンたち

萩尾望都作品集〈13〉11人いる! (プチコミックス)

 

『エイリアン コヴェナント』は、ディビットともう一人、同じ顔のアンドロイドがおもしろかった。マイケル・ファスベンダー。二人のシーン(ふたりともファスベンダーだけど)がいちばんどきどきする。あとはまぁもういつもとおなじはなしがニュージーランドにてってかんじ、プロメテウスの乗組員よりは少しか職務意識が高くなってはいたけれど、ねぇ。

宇宙船に乗ることがエリートの世界観と、そうではない世界観と。宇宙にでるからには厳しい訓練受けた選ばれし優秀な者たちであってほしいような気がしてしまうのは、なにがあるかなー。スタートレックとかウは宇宙船のウとかインターステラーとかかなぁ。11人いる!

そろそろ、その気持ちあきらめられるようになったというか…、人類の絶望が極まってきたら、いろんなプロジェクトが勃発するだろうし、全部が全部人類の希望を代表する唯一無二の計画とは限らないし、移住のためとかであんまり優秀じゃないのが宇宙船に乗ることもあるよねぇって思うようになってきた。プロメテウスのときは、プロ意識は?判断力は?などいちいち問うてしまったけれど、そのへんはもうかなりスルースキルが身についた。あれかな、アメリカのお巡りさんたちを映画でみるときのかんじかな。日本のお巡りさんのイメージでみたら、びっくりするもんね。社会の違い。

プロメテウスのときだっけか、監督が、SFの宇宙モノはストーリーを考えるのが楽しい、実現させたい大きなシークエンスをどんどん思いついて、それを効果的にみせるために並べる順番を考えればいつのまにか最後まで出来上がるから、って言ってたの。おじいちゃんさすが、なるほどなーとおもって、その作法でみることにしたら、画作りが壮大で、グロテスクにも品があって、豪華だなぁっておもった。

あとやっぱり、アンドロイド。思い入れあるのかなぁ、エイリアンとブレードランナーと、おなじになってしまうのは…

こないだプロメテウスみて、エイリアン、1から辿ってた、やっと追いついたよ。

そういえばいま、ギーガーのドキュメンタリーもやってるらしい。エイリアンの造形は彼が直接関わっている1がいちばん、怖くて美しい。CGちょっと、笑ってしまう。2でリプリーが動かして戦う荷物運びロボも、あのシーン面白くみていられるのは、やっぱり着ぐるみ式で中に人が入って動かしてるという愛嬌がにじむからって気がする。

 

 

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 ゴズリングがさ、ブレードランナーにでるんだって、2049。

ゴズリング、未来みたいなところにいたよ。ハリソン・フォードもでるって。

雑誌読んでたらさ、ディカプリオ以来のスターみたいなことでいったら、それ、ゴズリングのことなんだって。ハリウッドの、いまのナンバーワンは。

プリオ以来、アンダー40で大物スターというのはいないらしく、役者たち、こう、団子状になってるらしい。そのなかで頭抜けてるのがたとえばライアン・ゴズリングで、従来の大物感とはちがうフラットな感じが時代性というか、らしいです。

ナンバーワンかー。わたし、だいすきだもんなー。

子役の頃、少年殺人犯役をよくやってたらしい、みたい。少年役から青年役になってくとき、手こずったらしいよ。いいな。