Starring: my name

ごらんになりましたか

「えいがとはごらくである」

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つかれていると、感じ方が変わるというか、受け止められる量や質が変わるというか…リテラシーの問題とか好みの問題とかと別に、みるもの変わる。評価は置いといて、身体の感想が変わるかんじ。

 

愛と哀しみのボレロ、せっかくみたのだけども眠たくて二回に分けてしまったし、楽しみにしていたジョルジュ・ドンがいまいち、こう・・濃すぎてよく味がわからず。わたしの側に繊細さが欠けていて。

舞台でみたらちがうだろうし、映像でも肉体が元気な時にみたらちがうだろうな。それともか、わたしの好みがボレロならギエム、女性の持つ中性的なかんじなのかな。保留。言えるのはさ、さすがのよい映画だった。ベジャールボレロがね、踊られているんです。時間は遡って大戦前へ。その舞台に関わる人たちとその家族、第2次世界大戦の前と後の二世代に渡るものがたり。もうガーンてなる。静かに。

ある種の映画をみるには気力と体力がいる。

 

こんなときにえらいのがパシフィック・リムで、コンディション・ものもらい一週間の身にはちょうどよかったです。夜の海で、かいじゅうとロボットがばしゃばしゃと水遊び。安定して人間らしい人間が出てこないことがむしろ安心感になり。

 

ものもらい前に見に行けてよかったクーリンチェ、やっぱり素晴らしかったし好きだった。

ヨックモックのクッキーが嫌いな人は人間じゃない

かんじで、

エドワード・ヤンの映画が嫌いな人は人間じゃない

というのがわたしの説ですがどうでしょう。おごれる映画人みたい?

 

そう、ジョジョの3部のアニメもみたんだった。はじめはあたらしい方で、途中から(ポーカーの人のところから)昔のやつで。 この切替はレンタルに落ちてなかったためです。 

昔のやつの演出の力の入れ方がなんだかすごかった。アニメの監督て若いよねすごいよね。アツかった。音楽、ジョージ・ルーカススタジオと一緒にやってた。アメリカではみんなイギーが好きで、ヴァニラ・アイスの話ではその人気のあまり泣いてしまう人続出だったそうですが、アメリカ人。イギーの自己中ないいこちゃん、ワールドワイドでかわいいもんね。

ディオと戦うあたりは、あたらしい演出の方でみたいような気がしています。ヴァニラとディオの圧倒的なかんじがあんまわかんなかったので。花京院さんがいまいち浮かばれない。

それから、あたらしい方の、2つめのオープニングをぜひ一度。しゃれおつなアメリカでつくった音楽とは勝負どころがまったく異なるあの印象深さ。男子のツインボーカルて。

 

スタープラチナを知らない人は人間じゃない

説もありますが、これはまぁ言いすぎな感じがしますよね。 

アニメだとスタンドに常に色がついていて、スタープラチナ青紫‥仁王像みたいだった。そして動くアブドゥルさんのうざさよ。アブドゥルさんの口が縦に動くところをみているとそれだけでほんともう、うざい。でもあらためてポルナレフとよいコンビ。あたらしい方は特に、中だるみのところカップリングが色々、そんなかんじ。