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ごらんになりましたか

オウじさまのキスのこと‥

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 お題「ひとりの時間の過ごし方」 

だめだ。気がつくとユーゴ・マルシャンのこと考えてる。色んな王子様やってほしい。明日は会えるのだっけ。

土鍋でシチューつくるのむずかしい。加減がよくわからなくて、だまになりがち焦げ付きがちローリエ忘れがち。でも、美味しい。魔法かしら。

コノスル赤と、鶏肉と芽キャベツのミルクシチュー。

 

あひるのチュチュのこと、考えてる。読み直そう。

 

胸に蓮は咲かせないけど(考えただけで悲しくて死んじゃう)、だから。『船を建てる』のようなものを思い出すこと、心がささくれる前に、必要。日常への水やり。朝起きたらやかんでお湯を沸かす、手入れされた毎日。人生なんかやめちまえ、生活をするんだ(さて、誰の言葉?)。

 

うちのねこはヒンメリがお好き。もうそろそろ、守りきらない。

 

吉野朔実の最後の仕事『いつか緑の花束に』、多田由美の待ちに待った新作『ディア・ダイアリー』購入。無料サイトで清水玲子の『かぐや姫』『秘密』『月の子』途中まで読み返す。

 

そう、わたしは少女漫画が好き。

心でモノをつくるひとたち。その吸収と歴史と。家の床と経済を圧迫するからなるべく買わないことにしているはずなのだが、守りきらない夜はある。

 

ラ・シルフィード -村人と空気の精の恋をみた - Starring:my name

マギーズ・プラン−幸せのあとしまつ− 大島弓子の「数千年未来のアイディア」を、映画でみる楽しみ - Starring:my name

 この世界の片隅に 感想-子供時代のおしまいとすずちゃんの左手 - Starring:my name

 

 リッシー・エル・ラリキア(1994~)の作品〈The Living Museum〉のこと考えてる。カナダ出身の写真家。ブログやインタビューによると、森とコーンフィールドなどの自然に囲まれて孤独に育ち、18歳のときに「大都会」NYへ。写真は13、4歳の頃に、独学ではじめたらしい。

‥「イノサン(無垢な子供)がモンストゥリゥオジテ(怪物性)になりサントゥテ(聖性)として昇華されるのが人間本来の自然の性格だと思われる」とおっしゃったのは森茉莉ですが、半分くらいはわかるような気もする。

イノサンとモンストゥリゥオジテが通じているところまではなんとなく…。己の内的世界に注力した場合の出し物。一人ぼっちのアリスの、危うさや歪んだ自意識。そこからのイノセントやエロス、こと性的なニュアンスは、外から見られてしまうと風刺の意味合い帯びてくるのか。神話や欲望に依らないフラットな裸体もあるはずだけれど…。ガーリーって言葉、一旦封印したい、取扱い危険なかんじ。そういえばまりあは、その種の言葉、使ったろうか。フランス語では、なんていうんだろ。

よいおんなのこは天国へいける。わるいおんなのこはどこへだっていける。

クストリッツァの、昼間のひまわり畑はどうかしら。

 

 

ねこが腕の中で眠る幸福。身も世もなくとろけたせなか。けむくじゃらの首元。すべらかでひんやりした耳。わたしの腕に投げ出されたまるごと一個のいのち。

 

象は夢を見ると読んだことがある。ねこは、なんの夢を見る?